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サリナさんに「CDをつくりなさい」といわれて。まるで夢のような出来事でした。

今月ご紹介するのは、名実共に関西在住の女性Jazzピアニストの第1人者、多田 恵美子さん。多田さんといえば、Mister Kelly’sレ−ベルからサリナ・ジョーンズと共演したデビューアルバム「EMIKO TADA&FRIENDS」をリリースされていますが、どんなきっかけで彼女と共演することになったのでしょう。
「サリナさんが日本公演で来日されていたとき、大阪でのライブを終えて、ふらっとMister Kelly’sに立ち寄られたんです。ちょうどそのとき、多田 恵美子トリオで出演していたのが出逢い。なんだかとても気に入ってくださったようで、『CDをつくりなさい』とおしゃっていただいて。本当に夢のような出来事でした。」
初対面で気に入られ、デビューCDで共演して以来親交を重ね、昨年12月にMister Kelly’sの15周年記念ライブでケニー・ワシントン&ピーター・ワシントンと共演したときも、来日していたサリナ・ジョーンズが飛び入り出演し、「イパネマの娘」を熱唱。そのエキサイティングなステージを見ることができお客さんは、本当に幸せだ。


二十歳のころは、譜面通りにしか弾けなかった。

多田さんがJazzに目覚めたのは、二十歳のころ。
「子供のころからクラシックピアノを習っていたのですが、どうもクラシックは自分にあわないな、と思うようになり、高校に入ってエレクトーンに転向したんです。ポピュラーや映画音楽が弾きたかったので。電子オルガンを弾くようになってから Jazzの曲に触れるようになり、また今度はピアノに戻りたくなりました。」
本格的にJazzをやりたくなって、再びピアノを弾きはじめた多田さん。エレクトーン時代には、8・8ロックデイ(ヤマハ主催のアマチュア・ロックコンテスト)の地区大会で個人賞を受賞するなど、才能を発揮されていたようですが、プロになったきっかけは「いつも間にか」だそうだ。
「Jazzといっても、最初は譜面どおりに弾くだけしかできませんでした。遊び半分ではじめたのですが、次第に『バイトでやってみない』といった感じでプロの方とセッションをするようになって、気がついたらプロになっていたという感じですね。


NYでのライブより日本のほうが、緊張します。

多田さんは、まだキャリアの浅いころ、出演していたライブハウスを偶然訪れたアート・ブレーキーとセッションするなど、貴重な経験を重ね、一流へのステップを駆け上がっていく。
「後で考えると、アート・ブレーキーといっしょに演奏できたなんて、本当に伝説のミュージシャンなので、すごいことだったんだなあと思いますね。」
神戸で行われているJazzイベント「ジャズストリート」では、デューク・エリントン楽団のメンバーとセッションするなど、有名ジャズメンとの共演も多い。
また国内だけでなく、声楽家の荒井敦子さんのコーラス団といっしょに、文化交流でアメリカのアーカディ音楽祭やニューヨーク国連エントランスホールに出演したり、本業のJazzではボーカルの清水ひろみさんといっしよにニューヨークのブルーノートに2004年、05年と連続出演。本場のオーデイエンスからも喝采を受けた。
「アメリカのお客さんは、食事をしたりお酒を飲んだりしながら、カジュアルな感じで気楽に聴いてくれるので、楽に演奏できます。面白いことをやるとワーッと沸ぐし。かえって日本のお客さんの前でやるほうが、緊張しますよ。」
あまり行儀よくしないで、気楽に聴くのがライブの楽しみかたかも知れません。


リリカルな音楽を大切にしたい。

多田さんが音楽を演奏するうえで一番大切にしていることは「ひとりよがりにならないこと」。
「Jazzは、今世紀が生んだ素晴らしい芸術。だからこそ、お客さんとコラボレーションするというか、自分の音楽をただ押し付けるのではなく、お客さんといっしょに楽しむことが大切だと思います」。
だからトリオでのライブではオリジナルも1〜2曲は演奏するが、あくまでお客さんに馴染みのあるスタンダードを中心に演奏されるそうだ。
多田さんの好きな曲は、情景が浮かびあがるよな「ロマンチックで美しい、リリカルな曲」。
「昔から映画音楽が好きなんです。『酒とバラの日々』とか『枯葉』とかジャズのスタンダードには映画音楽が多いんですよ。」
唄のバックも好きだそうで、「最近のライブでは、よくボーカルの方をゲストに呼んでいます」ということなので、ライブでは、そんなところもじっくり聴いて見たい。
「音楽には自分がでる」という多田さん。指先で詩うピアニストとして、これからも癒しのメロディをいっぱい聴かせてください。
多田 恵美子さん(P)

ただ えみこ(P)


PROFILE


神戸出身。

幼少の頃より、ピアノに親しみ、数々のコンテスト入賞の後、プロの世界へ。
アート・ブレーキー、ニューヨークシンフォニックアンサンブル、デューク・エリントン楽団のメンバーなど、国内外の著名アーティストとの共演を重ねる。

2001年には、サリナ・ジョーンズに認められ、デビューアルバム「EMIKO TADA&FRIENDS」を全国リリース。スィング・ジャーナルなどで好評を得る。
続いて、セカンドアルバム「Swinging Cinema Jazz」を発表する。

また、声楽家 荒井敦子さんとアメリカのアーカディ音楽祭、ニューヨーク国連エントランスホールに出演。2004年10月、2005年11月には、ヴォーカル 清水ひろみとニューヨークブルーノートに出演するなど、世界的な舞台でも注目を浴びている。
さらに、放送メディアでも「題名のない音楽会」、NHK・FM「セッション505」をはじめさまざまな番組に出演し、各方面より多大な評価を受けている。

現在、「指先で詩う新進ピアニスト」として、国内外で活躍中。

ちなみに多田恵美子トリオのメンバー 中嶋 俊夫さん(D)とはご夫婦の間柄です。

06年4月28日 ミスターケリーズで
 
 
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